
本日2回目の稽古に臨みましたよ。
今回、客演させていただくJungleBellTheaterの浅野です。
いやあ、まだ二回目ですが、中々いい感じに仕上がりそうな予感がする稽古になりましたよ。
ある一点を除いては。
その一点と言うのは、「僕が台詞を覚えられない」と言う事です。
大事なことなんで、もう一回言いますよ。「僕が台詞を覚えられない」と言う事です。
いやね、そりゃあ確かに、役者として舞台に立つのは3年ぶりだし、多少は勘が鈍ってたり、覚えにくかったりはあるだろうとは思ってたけど、まあ、本っ当覚えられないのよ。
最初こそ、ああ、オムニバスだったら台詞も少ないだろうし、2~3日もあれば楽勝さ。くらいに思ってたんだけど、いざやってみたら、まあ覚えられない。
「あれ、おかしいぞ…いつもハグさんに出る時は、すぐに覚えられたのに、何故だ…あっ、ひょっとしてあれか、老いという奴か?老いと言う奴がついに俺にも…」
と、脚本をめくりながら、そっと己の老いを感じた所で、ふと、気づいたんです。
「あれ…台詞これ、いつもより多くない?」
そうなんです。いつもハグさんに客演させて貰ってる時、僕、大体、台詞はそこまで多くなく、皆さんが喋ってる後ろで、それらしい顔をして佇んでるか、若しくは脚本に書かれてないことを、ペラペラくっちゃべってるだけの事が多かったんですね。
ところがですよ、今回、オムニバスゆえに、いやオムニバスだからこそ、台詞がいつもより、多かったんです。
「な、なんだ、老いじゃなくて、量の問題だったのか…」
と、内心ほっと胸を撫で下ろし…たかったのですが、結局、その量を覚えなきゃならないことに変わりはないんで、今からきっちり覚えて、本番では、皆様方に素敵なシーンをお届けしようと思います。
もちろん脚本に書かれてないこともペラペラ喋りつつ。
皆さま、どうぞ楽しみにいらして下さいね。
僕も楽しみにしていますので。